制作仕様

扉用パッキンを使えば見た目良し、コスト良し

アルミフレーム枠を使った扉
アルミフレーム枠を使った扉制作の場合、二つの取り付け方法が主流となっております。一つは、樹脂パネルや板金パネルをアルミフレームにネジで止める方法。樹脂パネルの場合、環境温度の変化により樹脂パネルが伸び、パネルが波打つ課題がございますので、取付ピッチを細かくする対策が必要でございます。
もう一つは、専用パッキンを使った方法。アルミフレーム枠の溝に専用パッキンを嵌め込み、樹脂パネルを嵌め込みます。この方法ですと、見た目が非常に良い利点がございます。パッキンがアルミフレームから出ることもありませんので、非常にスッキリした仕上がりでございます。そしてコストにも利点がございます。樹脂パネルに取付穴をあける必要もなく、取付ナットや取付ネジも必要ございませんので、ネジ止め仕様と比べてコストダウンが可能となります。弊社が依頼を受ける大型機械では、ほとんどがこの仕様となっております。

参考例
写真は20角アルミフレームにパッキンを使用した扉です。樹脂パネルはA-PET t3

仕様
20角フレームの場合、パネルt3mm
30角フレームの場合、パネルt3-5mm
40角フレームの場合、パネルt3-5mm